FXでも株でも動かしている存在はいったい誰なのか?
いったい我々は誰と戦っているのかという問いにもなる、相手を知らずにケンカを売って勝つことはできない。
孫氏はこう言った
・彼を知り、己を知れば、百戦して殆(あや)うからず
「向かう相手の実情と自分の実力を正しく知ることで、負けない戦い方ができる」という意味
戦う相手は誰かを知って相手の情報をよく知ること、そして自分自身をしっかり分析をして、戦いをすることで負けにくくなるということだ。
FXでいうところ相場を動かしている相手を知らないで乗り込んだところで、勝つ見込みは低いということだ。
主に相場が動く理由として書籍には
長期的にみると 輸入と輸出の関係そして国債の売買により。
中期的には国の介入、金利の変動とされている。
しかし 国の動向や輸出も要因にはなるが、 実際にはFXでトレードをする際には短期~中期になりその相場を大きく動かす存在が実際にはいる。
では一体だれが?
一般の投資家は小さいお金を動かして投資、投機を行っているのに対して
相場を動かす存在それは彼らだ
ヘッジファンド、大口の投資家、投機筋、機関投資家
彼らは大きなお金(兆円)を超えるようなお金で相場を実際に動かしている。
彼らが動くと一般の投機家たちは一瞬で損をすることになる。
彼らの目的は何なのかそれは利益を上げることになる。
そう我々と一緒なのである、そして世界中全員が利益を上げるということは不可能であり、お金の取り合いをしているマネーゲームの相手なのである。
しかし彼らは基本的にはほとんど負けることが無い、なぜなら圧倒的なお金を背景に相場を動かしていけるからだ。
そして損をしているのはほとんどが大衆投資家ということになる。
ここでひとつわかることは彼らは大衆投資家からメインでお金を奪っているということになる、すなわち彼らが戦う敵は同じヘッジファンド、大口の投資家、投機筋、機関投資家、大衆の投資家ということになる。
そして勝ちやすいのは資金の少ない大衆投資家になるので当然勝てる相手にはとことん勝ちに来るのである。
彼らの考えを先に予測する
①では彼らはいったい何を考えて行動をしているのか、
②またどれほどの戦力(お金)をもっているのかを知っておく
相場に自分の小さな力が及ぼす影響が小さいことがわかるだろう。
相場で我々が勝つには道は一つ
彼らと正面から戦うということは相場は自分が動かすという甚だ難しいことをしなくてはいけない、しかし不可能である。人間が自然には勝てないのと一緒である。
相場において我々一般投資家ができることはいかに自然とともに歩めるか、逆らわずか、象と同じ動きをして振り落とされずにいられるかということになる。
しかし彼らをよく知ることで、彼らがどういうタイミングでどのような取引をしているかを探り常に彼らと寄り添い行動をしていくことである。
すなわちスネ夫になる。
一般大衆と同じ考え方で戦っている限りは狩られる側に回ってしまうということはそういうことである。
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