FX裏の基礎 第6章 戦略を立てる

FXの裏基礎

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現在の流れを見誤らない

重要な事は相場での考え方として全体的に流れがどちらに向いているかを判断しなければならい。「今は上げ相場だ」「下げ相場だ」あるいは「横ばいだ」こうした判断こそが重要だと気付いてほしい。

市場を相手に行動を起こすには、その流れがどう終わるかも予測できなければならないのである。

先行きを読んだうえで購入したポジションについては、売るだけの十分な理由が生じない限り、売ってはならない。つまり、相場全体の流れが予想通りに展開している場合、あるいは考慮すべき特段の事情が生じない限り、最初の方針を最後まで貫くべきなのである。

負けるかもになるな

やすやすと勝負に負けるトレーダーやこの世界でカモにされやすい新参者についても考える、そしてこうした類の連中は、三つのタイプに分類できると結論できる

カモにされる三つのタイプ

1、無知蒙昧の道楽者。ヘタの横好きというタイプで自分が無知だという認識は持っている。この世界で保たれる命は、三か月から30か月程度

2、準道楽者タイプ、初心者レベルを卒業し、次の段階に入ってはいるものの、自分と似たり寄ったりの“愚か者”から情報を仕入れている連中である。こうした連中はまた、相場の格言、大物相場師の名言などを盛んに口にする。このレベルの人間はそれほど頭が悪いわけではないから、三年半程度は生きながらえることができる。

3、最後は”愚か者”の中でも一番ましな連中で、割安株を狙って仕込み、反騰を待つタイプである。底値で株を仕入れるというやり方は悪くないが、二度と 反騰 しない株、さらに値を下げていく株をつかむと、それで終わり。

こうした分析のもと、無能な連中はもちろん、大半の投資家が目を向けようとしない重要なルールを見出した。

それは『この世界の愚か者になるな』というルールである。

自分はまだ”愚か者”だと思っている「及び腰の相場師」だと自分を呼んでいる。

他人の主張や見方に耳を傾けるし、もうけを見切っても早めに利食うからである。さらに、慌ててリスクを回避しようとしたり、株価の値動きに逆らっているのではないかと不安になったりした。あり得ない株価急落を期待してみたり、そうかと思うと自分が動くより前に相場が動くのではないかと不安になったり、予想をはるかに超えた高値になってしまったらどうしようかと心配したりする。

しかし本当に大儲けができるのは、相場が大きく動く時だと固く信じて、そして自分の判断が絶対的に正しく、忍耐強く待つことができるなら、また自分を窮地に追い込み、決意を揺るがすような値動きや調整局面を何とかしのげれば、決して淘汰されることはない。

そうは言いつつもひとたび決めたらテコでも変えないという態度ではなく、下落の波に飲み込まれたら、一途に次の上げ潮を待つ、というわけでもなく。

むしろルールで決めたとおりに、ここまでの損失がでたらその時点で手じまいをするというルールを守ることが大事だ。

取引を開始するにあたってのステップ

市場全体の状況を正確に把握することだ。

そのうえで最も抵抗の少ないルートを探り、たどっていく。相場が強気の時は買いから入り、弱気であれば売りのチャンスとなる。市場の方向が定まらないときは、潮目が明確となるまで待つこととなる。

波とともに滑り下りる、波とともに滑り上がる「最も抵抗の少ないラインをいく」

大きく動く相場をとらえるのも必要だが、なによりタイミングこそがすべてでどこで相場が動くかが重要だととらえる。

市場の流れに逆らいさえしなければ利益が確保できる

長期、中期、短期の市場の方向がどこを向いているかを判断する。

長期では下降トレンド、中期では上昇トレンド、短期では下降トレンドといった具合にだ。

3っつの重要点

1、市場全体の流れ、方向を見定める。そして最も抵抗の少ないラインを見出す。すなわち「相場の基調」を知る、サイクルのどこにいるかを決める

2、取引戦略を立てる。市場の動きを確認するために、小口の打診を実行する。一時の衝動にかられ、資金のすべてを投入するのはおろかである。

3、相場に材料が見えてから行動に移る。それまで辛抱強く待つこと。大儲けができるのは相場が大きく動く時であることを忘れてはならない。

戦略を立てる上での考え方として自分に合った進め方をしてほしい、スキャルピングにしろデイトレードにしろスイングトレードにしろ必ず相場の方向を見定めることをしなくては、作戦の立てようがないのだ、

また材料が揃うまで行動を控える、ポジションを持った瞬間に真剣勝負が始まるのだ、生半可な不利な場所で戦うと苦戦をすることは間違いない。

優位性を持てるポイントまで待つことを絶対に忘れない。

シナリオを作る

トレードを始める瞬間にはすでに己の中でどのような、チャートの動きになるかを決めて置き、利益の確定ポイント、損切ポイントを決めておくことは重要となる、ただし、利益を伸ばせる場合はどこまでも伸ばす必要がある、決定的な材料がない限りは利確をまつ。

逆に利益を確定できたのに、損失になるのは一番愚かな行為だ、損失にするくらいなら新しくポジションを取り直せばいいので、利益になっている時点で損失になるのなら利確をするのは重要だ。

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