チャートこそ相場の唯一の手掛かりであり、真実がリアルタイムに更新される
チャートにはこれから起こること、また経済の状況などすべての事柄が織り込まれており、今は過去と未来を見据えて動いているの普通である。
チャートの動きは必ずこう動くと必勝法のように読み解くことは誰にもできない、もし周りで完全な必勝法があるといっている人間がいればその人間を信じると痛い目にあうだろう。
相場には周期性があり、上がり続けることも無いし、下がり続けることも絶対に無い。
チャートを読み解くヒント
まずはローソク足が基本にある、そして動きには周期性があり、下げたら上がる、上げたら下がる
ということを理解してほしい。
銘柄一つ人に特性があり、特徴がある。すべてのチャート分析方法がどれにでも当てはまるとは限らない。
インジケーターはほとんどが使えない、初心者はすぐにインジケーターに頼って教科書のとおりにトレードをしてみようとやってみるがほとんどの人が勝てない。
当然インジケーターができた時と今の時代背景は違うし、その相場ごとに違うので
もし使うにしてもここでは反応しないが、こんな局面なら反応すると、局面に合わせて使うことを勧める。
最強のインジケーターは移動平均線である。
指数平滑移動平均線(EMA)とは 指数平滑移動平均線(EMA)は、従来の移動平均線(SMA)の欠点を補正するために生み出された移動平均線で、直近のデータにより比重を置いて算出・描画したものです。
結局世界中のトレーダーの中で一番見られているものは移動平均線である。ということは平均線を基準にしている人がほとんどということになる。すなわち平均線に対して反応をしているのである。
私は指数平滑移動平均線を使用している。
もっともポピュラーな設定は
200日、60日、20日の三本である。
200日はほぼ1年の稼働日を表しており、トレーダーのほとんどが意識をしていると。
60日は約3か月分、20日は約1か月分となる。
移動平均線をどう活用するか、
反発ポイントを確認する
いま取引をしようとしているチャートがどこの平均線に触れたときに反応をするのかを見極めておく。
平均線から乖離の大きさ
乖離がどれくらいになったときに平均線に戻る力が働くかを確認する。
チャートの形から判断する
ダブルボトム、トリプルトップ、ヘッドアンドショルダーや酒田五法など昔から言われている、形というのは、人間がトレードをしてる限りは変わることのないポイントとなる。
しかし必ずしも絶対というものではないので、どの場面ではその通りになったが、この場面では形が崩れてしまったなど多々あるので、一つの要素として捉える。
優位性のあるポイントで入る
優位性とは何か、自分でチャートを勉強していくと、このポイントで売買をしたときに、どちらかに方向を向けて移動していく訳だが、そこから大きく跳ね上がって損をしたり、大きく下落して損をしにくいポイントととらえている。
絶対はないが、安定してここなら入っても、損をする確率が低い場所で入るということだ。
例えば私は日足で200日移動平均線からの乖離率がある程度離れており、ローソク足でも伸び切って上がりきった場所から売りを仕掛けることが多いが、私にとっての勝利率の高いポイントになる。たいていトレンドが転換する際にはバイイング・クライマックスといって強気一色になり買いが信じられない量入り、トレンドの終息をすることが多い、極端に動いたときはチャンスになることが多い。
取引ボリュームは確度を高める最高のツール
逆にこれを見ずにトレードすることは、
野球選手がバッティングをする際に、投手の投げる瞬間を見ないでバットを振るようなもので、どんな球種が来るかを判断するのに、山勘でバットを振るようなものだと思う。
それほどに取引ボリュームは重要な指標になる、商いの量が多い少ないでだましと本当を見極めることが可能となる、
ボリュームが少ないのに値動きが激しくどかんと動いたときは、薄商い時をねらったファンドの戦略であると見抜けたり、逆にボリュームが多く値動きが一定方向に動いている際には限りなく良いファンダメンタルな情報が裏で動いて、それに乗っかって売買をされていることがあるなど。
取引ボリュームを使い続け、真偽を確かめる目を養ってほしい。
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