FX すべての連動性を確認して、負けづらいトレードにする。

FXの裏基礎
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大前提として

連動性について説明をするにあたってあらかじめ大前提としてわかっていないといけない事として、大衆、プロが投資投機をする理由だが

『誰もが利益を得るために行っている 』ということが大前提にある。

そのために何かの価値が下がるということはそこから投資先を変えて、別の場所に資金を移動し別の投資先にお金を移しているということになる。

そして己だけは少しでも利益を掴みたいと考え動いている人の意思がそこにはある。

そしてお金は無限ではない、水と同じように地球に存在できる量は増えていっているとはいえ量は限られている。

お金が移動するときは必ず相場に大きな動きが起き、そして利益を得る人間と、損をする人間ができる。

この前提だけは外さず考えてほしい

これらのことからFX、株価、資源、エネルギー、国債いずれも他との連動性を意識してトレードをすることでより負けずらいトレードをすることができる。

一つだけの通貨などを見ていても、世界の経済全体の流れは見えない

経済とはお金の流れであり、どこにお金が流れていっているか、そしてどこからお金が減って、どこに増えているのか、そしてお金が移動することで経済が動き、そのうねりを探し、予測を立てトレードをしなくてはいけません。

お金の流れが大きく動く時にはいろんな価値が大きく変わっていき、トレード時には大きな利益を勝ち取るためのチャンスに変わるわけです。

必ず通貨と株価と資源と金利は連動をしている。

そして全体を通して一つの流れを示しているのである。それは後からわかってから、原因はこうだったとよく言われたりするのだが、実際はチャートにはそれらの情報が隠されているわけだ。

たとえば最近でいえばコロナによって大きく株価を下げたが、その前からあまりに行き過ぎた相場になっていたのは移動平均からの乖離でもわかっていたことだった。

連動性の動きを把握する具体的な方法

重要な基軸通貨は

通貨においての連動性であれば、ドル、ユーロ、円は基軸通貨といっても過言ではなく、これらの動きがどのようになっているかを把握しておき、トレンドを押さえておくことはどの通貨を触るにしても必要になる。

また通貨の王様は何かと聞かれればドルである。

ドルはすべての通貨の基軸になる。

通貨の重要度ランキングとしては

1位アメリカドル、

2位日本円、

3位ユーロ、

4位ポンド、

5位以下にはニュージーランド、オーストラリア、中国、カナダなどがあげられる。

重要な株価について

株価に関しても通貨の重要なランキング通りにの国の株価が世界の経済の連動性と大きく反映されて動くことになります。

アメリカ株価。日本の日経、

特に日本人である我々は日経の動きに円が強く連動されていることを知っておく必要がある。

また円は景気後退時には安全な通貨として、現金に換えられることが多いことから価値が高くなる。安心通貨としての役目も担っている。

そして世界の株価は連動している。

アメリカで起きたリーマンショック、そしてブラックマンデー時に起きたことは、世界同時の株価の暴落だ。

それにともない通貨の価値も落ちていくことになった。

これは過去の相場でも必ず同じ現象が起きている。

どこかの国で例えばドイツの銀行が破綻をしたとする、それは世界の経済に大きな影を落とし、必ず連動をしていくことになるのだ。

国債との連動は

国債について

債券には価格が上がると金利が下がり、価格が下がると金利が上がるという関係がある、価格が上がれば買い手が減るため金利を上げることで需要を呼び込む必要があるためです。

一般に証券市場において国債はリスクのほとんどない資産とみなされています。株式市場が先行き不安から値下がりすると、国債が買われ。金利が低下するのは、より安全な資産へ投資家の資金が移動する為です。


国債の価格変動による金利の変動も、株式市場の変動要因です。金利が上昇すると、安全な資産である国債の投資収益が魅力的になり、株から国債へ資金を移す投資家が現れるからです。逆に金利が下がれば、株式の投資収益が魅力を増すので、株が買われて株価が上昇する事になります。


ただし必ずそのセオリーどおりになるかというと、市場はしばしば行き過ぎになるもので、バブル経済の末期には金利が上昇しながら、一時は株価も上がっていました。結果は周知のとおりですが。

商品で大事な要素

石油、金、プラチナ

これらは資源、エネルギーは、物質の価値がどのように動いているかを把握するうえで必要になる。

金はリスクヘッジの役目があり、日本円と同じように、景気後退時には買われて価値が上がる傾向があります、そしてプラチナは金属類の中で今や一番価値が高く、金と同等に扱われるようになりました。

石油はエネルギー関係の主力商品になり、オイル戦争時には価値が高くなるが、その分生産国とアメリカでのトラブル時には価値が大きく上がったり。

また今回はロシアとの生産を減らす協定が締結できなかったため、暴落を起こすことになりました。

金利について

よく景気対策のために金利を下げるということを各国の金融局が決めますが。

金利が下がると基本的にはその通貨の価値が少し下がることになる。

なぜなら投資は利益を得るために行っており、金利が高ければその分スワップがはいり有利な運用先といえるでしょう。しかし金利が低ければその逆になってしまう。

また金利を落とすと、株価には有利に働き、それだけ各会社は支払いが減ることにより株価は価値が高くなる傾向にあります。

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