【FXの裏基礎 第2章 FXルールを決める】本当は一番重要!!自分のルールを決めることで初めて戦いの始まり。

FXの裏基礎

己のルールを決めることが本当の始まり

 投機のルールを決めるということはとても重要だ、なぜそこまで重要なのか

しかしいざ投資のルールを決めるといってもどのように決めていい物か全くわからないものです

実際ほとんどの人は投機のルールを自分で定めて行う人は少ないです、投機のルールを定めることはそれだけ難しいし、ルールを定める事の重要性を知らない方が多いからです。

 また実際にルールを決めても守ることは難しい、なぜならルールを決めても自分の中の取り決めになるので、まぁいいやと破っても誰からも怒られることは無いし、自分の感情のコントロールなどふつうはできないからです。

 ではどのようにルールを作るといいのかを解説していきます。

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まづは実際に相場の世界で勝ち続けた人間から学びマネをすることが一番早い

 相場の世界で勝ち続ける人という中でも圧倒的な実績がある人間で投機理論を打ち出している人で圧倒的な人物としてジェシーリバモアという人物がいる。

ジェシーについては彼の成功内容などを記事にまとめているので確認をしてほしい。

ジェシーリバモアのルールより学ぶ

わたしは、市場の動きは極めて不確かだということに以前気が付いた。相場は本来的に、大部分の人間の思惑を、大部分のケースについて、粉砕する働きを持っているのだ。

私の定めた取引・ルールはしばしば、人間本来の意識に反する方向を向いている。

・損失は早期に切って捨てる。

・一気に予定の額を投資するのではなく、事前に自分の判断が正しいことを確認するのに小さいロッドを張って確認する

・取引を終了する妥当な理由が見当たらない場合、確保された利益を成り行き任せとする

・主要銘柄を取引の中心とする。ただし、銘柄は入れ替わるので注意すること

・次々と高値を更新していく銘柄は『買い』である

・大型株が値を下げるとしばしば、買い得のように見える。しかし、そのあと反転することはほとんどなく、そのまま下がり続けるケースが多い。こうした銘柄には目もくれないこと

・ピボタルポイント理論により、トレンドの変わり目を特定し、新しいトレンドを確認する

・チャートの数値こそ真実であり、そこに示される内容に逆らうな!相場に関する研究は周期性の研究と思ってよい。トレンドの方向がいいったん変わると、勢いが弱まるまで同じ方向に進み続ける傾向がある。方向性を持つ相場のうねりは、その動きをできるだけ持続しようとする。こうしたトレンドに逆らってはならない。チャートには無条件に従うこと。

『自由主義経済のもとでは、株価は必ず変動する。右肩上がりに上昇し続けるということもなければ、永久に下がり続けるということもない。この状況は明敏な相場師には好都合である。なぜならこうした相場師は株価がどちらの方向を向いても、行動することができるからだ』

リバモアは、相場での投資の要諦は次の三転だと強調する。

1、タイミング

2、資金管理

3、感情の制御

1、タイミングに関するルール

・投下した資金の10%以上、損失を出してはならない。

・巨大な利益は『座して待つ』

・すべての要素が好都合の状態になった時をみすまし、取引をする。

・しばしば休みを取り、相場から完全に離れる機会を持つ。

・相場全体、個々の銘柄、いずれについても、トレンドを確認する。相場全体の流れが思惑と逆の方向に動いている場合、状況は極端に不利である。『潮目を見て、流れに逆らわず、強風下には船を出すな』ということわざを忘れてはいけない。

・間違いを怒明日場合になすべき唯一の行為は、過ちをやめ、正しい道に戻ることである。損失が出たら即座にカバーに入ること。

・個々の銘柄の値動きは、特定の性格を示す。活動的、慎重、神経質、直接的、論理的、先行きの予想が可能、予測不能、といった具合である。それぞれの銘柄に注意ぶかい目を向け、人を観察するように銘柄を見つめる必要がある。この面での理解が進むと、特定の状況下で目的の銘柄がどんな反応を示すか、ある程度読めるようになり、株価が動くタイミングをつかむ上で役に立つ。

・『買い』に入るのに高すぎるということはないし、『空売り』するのに安すぎるということはない。

・処分の難しい大量の取引を抱えている場合、一度チャンスを逃すと、痛手をこうむる。

・相場がボックス圏にあって横ばいの時、市場は本質的に停滞している。そうした場合、相場がいつ、どんな方向に動くかを期待したり、予測したりするのは極めて危険である。相場全体、もしくは銘柄自身が動き始め、横ばいからどちらの方向に抜け出すか、じっと待つ必要がある。現実の動きを確認するのが第一であり、先行きを予測しようとするのは間違いである。

・株価を動かす要因が何か、多大の時間をかけて答えを見つけようとするのはおろかである。それよりもチャートをしっかり点検するほうが重要だ。もっとも重要なことは、チャートが何を語っているかであり、チャートがなぜそうした数字を示すのか、ではない。株式市場における値動きの背後にはそれなりの理由、不可抗力が働いているわけだが、その詳細は大概後になって明らかになるだけである。

・相場は、上がるか下がるか、横ばいに推移するか、いずれかである。上昇局面、下落局面、いずれでも利益を上げることが可能である。自分の好みや主観を持ち込みさえしなければ、どちらに向かうかは大した問題ではない。相場が横ばいになり、方向のみ定めに迷ったら、休暇を取ること。

・『ワン・デー・リバーサル』は危険信号である。当日の高値が前日の高値よりも高く、その一方で終値が前日の安値より低い場合、また当日の商いが前日の商いより多い場合、要注意である。

・取引している銘柄が予想とは逆の報告に進み始めたら、すぐに売り払うこと。これは完全な判断ミスであり、損失を即座に食い止めるべきである。

・種々の要素がなるべく多く好都合な形になるのを辛抱強く待たなければならない。利益確保には忍耐が求められる。

・株価の急激な下落に直面したら、警戒する必要がある。急落直後に反騰しなければ、さらに値下がりする可能性が極めて高い、苗そうなるのかの理由は後から明らかとなる場合が多い。

・相場は将来の状況をにらみながら変動している。その時点での状況はすでに株価に織り込まれているのがふつうである。

・『売り』か『買い』かのタイミングとして重要なのは基本的な動きが始まった時点、すなわち『ピボタル・ポイント』である。このトレンド変更ポイントをうまくとらえれば、多大な利益が生まれる。

・『ピボタル・ポイント』は二つに分けられる。

第一は「リバーサル・ピボタルポイント」で、「基本的な相場の動き、ベーシック・トレンドの変化が始まる完全な心理的ポイント」である。ただしこれが長期的なトレンドの底に位置するか、ピークに位置するかは問題ではない。

第二の「ピボタル・ポイント」は「コンティニュエーション・ピボタル・ポイント」で、「リバーサル・ピボタル・ポイントを追認するポイント」である。

いずれの「ピボタル・ポイント」もしばしば、商いの大幅増とともに実現されるので留意する必要がある。この「ピボタル・ポイント」は、リバモアのタイミング理論の根幹であった。

・強気相場の終盤になると、恐ろしいほど値を上げる株があるので、ギリギリまで保有し続けること。波に乗った銘柄は、株価収益率が30倍、40倍、50倍、60倍でも売ることができる。こうした人気株も波に乗る以前は、拍子抜けするほど安い価格だったということも珍しくない。

・さしたる理由もなく、単に「人気株」というだけで棒上げしていく銘柄があるので注意する。

・「高値更新」はタイミング指標として極めて重要である。高値が更新されるということは、その株の限界的受給バランスが崩れ、最小抵抗ラインが勢いよく上昇していることを意味する場合が多い。しかし多くの人々は、高値を更新した時点で売却し、安い銘柄を物色し始める。

・「同一業種の株価連動」もタイミング指標としては重要である。株価は単独では動かない。USスチールが上昇、もしくは下落すると、遅かれ早かれベスレヘム、リバブリック、クルーシブルなどの鉄鋼株もそれに追随する。理由は簡単で、USスチールにとっての好材料もしくは悪材料は、業種全体に影響を及ぼすとみられるからである。

・業種の中で、主力となる銘柄を選ぶこと。

・強気相場になると、多くの銘柄が上昇傾向を示すが、取引の対象を選ぶ場合には相場をリードする銘柄を選ぶ。また、そのような銘柄がつまずいたり、高値を更新しなくなった場合、トレンドが変わるシグナルと受け取ったほうが良い。

・値動きを追う場合、それぞれの商い日の主要銘柄に限る必要がある。また、各業種の主力株を対象とした取引で利益が得られない場合、その時期のマーケットから利益は得られないと見たほうが良い。適正なくしょんを取っている限り、利益もまた確保される。

・株価が思惑と逆の方向に動き出したらどこで清算するか、明確なルールを決めておく。そして、このルールに厳密に従うこと!

・最も可能性の高いコースに資金を集中させる。最初は小口の取引から始め、その結果を見て、本格的な勝負に出る。いくら判断が正しいと思っても、一気に資金を投入するのは間違いである。

・予想外の出来事に遭遇したら、即座に反応すること。予期せぬ幸運なら間髪を入れずその果実を得るべきだし、悪い出来事であれば、即座に撤退する。決して躊躇してはならない。

・長期に及ぶ上昇トレンドの後、大商いが出現し、相場が沸き返る事態となったら警戒すべし。こうした状況は、従来のトレンドが終息する間際にしばしば起こる。この大商いは、縦玉が強者の手から弱者の手へ、すなわちプロから素人の投資家に移動していることを意味する。一般投資家はしばしば、この大商いを市場が活況な証拠と勘違いする。流れが大きく変わる節目と見ないのである。

・一般投資家は、インサイダーが保有株式を処分するのは上昇各面だと信じがちだが、これはしばしば錯覚でしかない。インサイダーの大部分が購買意欲の確かさを見て保有株式を売却した結果、高値が更新され、その株が市場にだぶつき始め、乱高下し、ゆっくり下落局面に入り始めたに過ぎない。この時出来高はピークとなる。しかししばしば、もはや高値は更新されず、必要以上の株が供給され、市場にだぶつくようになる。

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