投機におけるアンカリング効果とは
難しい説明↓
アンカリングとは、 アンカーと呼ばれる先に与える情報が判断を歪めアンカーに近づく心理学の現象のこと。本項で詳述する。 船舶を錨を使って係留すること。 アンカリングとは認知バイアスの一種であり、先行する何らかの数値によって後の数値の判断が歪められ、判断された数値がアンカーに近づく傾向のことをさす。
ウィキペディア より
全然わかりにくいですよね、私もさっぱり頭に入りません。
●わかりやすいたとえとしては
車を買う際にはまづ最初に正規の値段ではこれだけになりますと300万円の提示を受けます。 そしてその値段より車の下取りと、割引部分をいれてこれだけ安くできますと40万円の割引で260万円の提示を受ける。その際に買う人は元の値段はこんなに高かったのに、こんなに安くなったと元の価格を基準に値段を考えることになってしまいます。
これがアンカリングという物。
実際には300万円もしない、260万円でもしっかり利益が取れる落としどころに持ってくるための営業の技術なのですが、ほとんどはこれで300万円を基準に値引きを置く事で営業マンは利益を得ることができるのです。
投機においてのアンカリンク効果は
①投機においてもある価格帯で長い間動いている通貨、株価はとその価格が基準になってしまっていて、大きく動いてもまた同じ価格帯に戻ってくるだろうと判断をしてしまうことで、実際には帰ってこない際に元の価格帯に戻ってくるとアンカリング効果が起きて損切が行えず、大きな損失を生んでしまうことになりかねないということです。
②暴騰相場の中でこれが当たり前の価格となっていたら、暴落したときにはまた押し目と判断をして買いを入れるなどの行為を行ってしまい損失を出す。
アンカリンク効果から学ぶこと
チャートが動いて価格が動いたら、その価格は過去、未来を投影してつけられた値段になる、自分の考えに固執をして、値段を決めるのではなく、動いた今の値段は正しいそのことをまずは正直に受け止め。どうするかを決めるのである。
価格は常に変動して、必ずとどまることは無い、高くなるか安くなるかを常に移動しているのである。
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