相場は周期性の研究をすることで、勝てるようになる!!

チャートで勝てる理論
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相場の周期性とは

相場の動きは周期性があり、必ず上げ続けるということも無いし、下げ続けるということもあり得ない。

また相場をよく波に例える人がそれはあながち間違えてはいない。

下に周波数の動きを表した図を載せる

上がっている時を買われている、下がっている時を売られていると考えてほしい。

また真ん中の矢印は移動平均線とでも考えてほしい。

実際はこのように全く均一に上下することは無い、必ず買いの長さが増えたり、売られる長さが短くなったりするわけだ。

相場には必ず周波数のような波長がどんな相場でも存在し、上昇トレンドでも、下降トレンドでもレンジ相場でも存在している。

基本的には頂点で売りをいれ、底で買いを入れれば負けることはそうないのである。

しかしそれができないのが相場なのだそれを紐解いていく。

なぜこのような周期が起きるのかを解説する

例えばだがとある相場を一つ例に挙げて説明する

1ドル100円の相場があり、10人のトレーダー(1番から10番)がそれぞれ1兆円ずつ持っているとする。

そのほかの世界中(烏合の衆)の人が1兆円を持っている。

出てくる人はこの人たちだけだとする。

1ドル100円は1兆円の買い、売りが入るとプラスマイナス1円変動するとする。トレーダーは1兆円を一回のトレードで投入するとする。

100円が安いと感じた10人のトレーダーのうち

Aグループ1番から3番の人がタイミングは違えどそれぞれ、1兆円ずつ買いを入れた、そうすると103円になる、

Bグループこれを見て取った4番から6番が同じく買いを入れた、106円になる。

Cグループこれはまだまだ上がると見て取った7番8番が買いを入れる、108円になる。

Dグループ9番も今だと買いを入れる、109円

一般人グループ そのほかの世界中の人がどんどん買いを入れ110円になる。

Eグループここまでくると買いを入れられるのは10番のトレーダーのみだが、10番がここから買いを入れても得をする可能性は無いと、また世界中で買いが進み、これ以上買いを入れれる人はいないと踏んだ10番は売りを入れた。109円になる。

それを見たA、B、C、Dのグループたちも我先に利食いをするために買っていたものを利益にするため売る。そうすると値段は瞬く間に落ちていく。

結局トレーダーたちの空売りも含めて95円になってしまった。

一般人グループは高い値段で買い、安い値段で売ることになってしまった。

このような流れを繰り返すことで周期性が起こるということだ。

ポイント

①一時は110円になっていたドル円が結局95円になってしまった。損をしたのは誰で得をしたのは誰なのか?

②また付け加えると、結局のところ負けるのはいつも大衆投資家になるのがわかると思う。普段投資をしない人たちが過熱をしているときは、ピークにあるのはこの理論を見てもらえばわかると思う。

③大衆心理とは違うことをしなくては勝てない理由は上記の通り。しかし不思議と買われてると買いたくなるし、売られてると売りたくなる。これこそ大衆心理なのだが、プロもわかっているのでここぞとばかりに狙われることが多い、しかしこの理論をわかっているとAグループまたわBグループのポジションをとることが大事、またEグループのしたたかさがわかると思う。

つまり利益を得るには一つしか方法はない。

『安い時に買って、高い時に売り付ける』またその逆もしかり。

では安いか高いかの判断をするにはどうしたらいいのかを次の章で書いていく。

周期性を読むことは相場の流れを読むことであり、まさに波乗りに似ているのである

相場には小さく動く時と大きく動く時がある、そして買われる時と売られるときと。

これらを何も基準もなしに測ることは不可能であり、まるでコンパスなしに航海に出るようなものである。

 そのために開発された基準が移動平均線になる、世界中の人がこれを基準にして、買われすぎ、売られすぎているかを判断している。

またチャートの動き、形であり、ローソク足の形から、次にどんなことが起こるだろうかを予測して波を捉えるのである。

小さく動いた後は少しずつ大きくなっていき動く、大きい波が来たときは大きく相場もあれる。

このように波には特定のパターンがあるのがわかるようになる。

例えば頂上付近では3尊と言って、上に行った相場が三回跳ね返されるとトレンドの転換をすることが多いなど。

ではなぜ特定のパターンができるのか?

 そう相場の波を作っているのは人間の心理だからだ、人間の心理や感情などは太古の時代から何も変わっていないのである。

 なぜ人間の心理が変わっていないと言えるかというと、文学が好きな方はわかっていると思うが、文化やテクノロジーなど進化はしているが、本を読んで昔の人が書いた心情や心の動きは今と全く変わらない動き方をしているのがわかる、それゆえ昔の本を読んでも共感できるし、楽しめるのである。

それだけ人というものが根本的には変わらない生き物であるということがわかる。

それゆえ相場が始まってからずっと人が動かしている以上特定のパターンがはまってしまう。変わらない動きを繰り返してしまうのである。

プロのブローカーは実際に心理学者を雇って分析することもあるくらいである。

周期性を読むということは人の心理を読むことになり、過去のチャート(歴史)を勉強するということになる

ここまで読み進めていただきありがとうございます。

すなわち過去のチャートが繰り返されるということは過去のチャートを覚えていけば、それを次に生かせるということになる、もちろん時代背景なども関係しているのでそこも考えて見る必要はある、戦争など。

チャートはたくさんの分析をすることができるので周期性の研究をする場合は、新しい武器も使いながら楽しみながら検証をしてみるといいだろう。

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